さて、私も普通の洗濯物をランドリークリーンリングで洗濯するようになり、2週間。汚れ落ちは、日々満足してます。気楽にできるのが、便利で最高です!
しかし、ふと、心配ごとがもちあがりました。それは…除菌は、ちゃんとされているの?ということです。
ランドリークリーンリングだけだと、なんとなく不安。なぜなら、あの、洗剤特有の
「よしゃ、洗ったぞお!汚れものの、汚れを落としたぞお!」
という感慨が薄いような気がするのです。
汚れは落ちているんだけど…。香りはほぼ、無臭に近いし…。
友人で、薬学をしていて菌などに詳しい人がいたので、聞いてみました。
彼女がいうに…
「ああ、普通の人は、除菌について、はっきりわかっていないと思うよ。
真っ白にならないと、除菌したような、気にならない。だから、合成洗剤が売れるンだよね。
でも、それは間違いなんじゃないかな〜
白くなると、除菌も完璧にしたような気になるのよ。けど、市販の合成洗剤で白くなるのは、蛍光剤のせい。本当に汚れが落ちてると、いえないかも。どちらかというと、不自然な白さなの。
また、合成洗剤には、除菌効果のある成分も入っているともいう。けど、それは、菌がつきにくい、という程度のこと。ちゃんと乾燥させなければ、合成洗剤で洗っても、結局菌はつくんだよ。
白いのに、除菌してない、ということもよくあるのよ。
基本的に汚れを落とすことと、除菌は、全く別もの。白くなったから、除菌ができているわけではない。
よく、雨の日に部屋で干した洗濯物が、嫌な香りがするじゃない。真っ白に洗いあがったのにね。それは、水分がよく乾いていないから、雑菌が増殖しているのよ。菌というのは、湿った場所が大好きなの。洗剤で洗ったから、菌がつかない、というのは間違い。
また、嫌な香りを抑える成分のものを使っていても、それは、香りを抑えているだけなのでは。
洗濯したあと、濡れたまま、干さずに長い間、放置するのも菌が増える可能性が大きい。
それは、合成洗剤も石鹸粉も、ランドリークリーンリングも同じなの。少し、湿った感じの衣類でも、汚れが落ちているようだから、着てしまうことがある。けど、それは、肌によくないのよ。雑菌がついてる可能性が大きいから。湿った衣類を身に付けて、そこに汗やタンパクがついてしまったら、どうなるかしら。菌さん、どうぞ、増殖してください、と言っているようなものなのよ。
洗濯物は、ちゃんと、完全に乾かさなければ、除菌をしたことにならない。
ある意味、ランドリークリーンリングが、合成洗剤に比べて、あまり白くなっていなくても、心配しなくてもいい。すすぎさえ、ちゃんと、きれいな水を使えば問題なし。自然な洗いあがりだし、漂白したければ、少しだけ、漂白剤を入れたらいいんだよ。乾かせば、菌は、ほぼ、0になってしまう。大丈夫。
大事なのは、ちゃんと乾かすことよ。」
そうなんだ〜。合成洗剤の香りを嗅ぐと、除菌したような気分になる。
けど、それは間違いなのね。むしろ、干す、乾かす、ということが大事なんですね。
もっと、彼女が言いました。
「洗濯物は、できたら、風通しのいいところ、太陽の下で、乾かすのが一番。けれど、科学的には、乾きさえすればいい。だから、完全乾燥を心がけるなら、全自動の乾燥でも、OK。乾燥機特有の蒸れた庫内が気になるなら、終わったあと、ざっと、風通しのいいところに広げたり、かけておいたりしたらいいの。」
とのことです。
ふ〜む。勉強になりました。
さて、ランドリークリーニングをあなたの生活にどう生かしますか?
どんな方法でするにせよ、家族には、気持ちよく洗いあがった衣類を使ってほしいですよね。
では、これからは、日常的な衣類の汚れがどうか、試していきます。